そのウォーキングが膝を壊す原因かもしれない。

いきなり衝撃の題材ですが、誤解しないでください。もちろんウォーキングはカラダには良いに決まっています。ぜひ続けて下さい・・・・!

と、いいたいところですが!

皆様、こんな理由でウォーキングしていませんか?

当てはまる場合は要注意ですよ

膝が痛いから、歩いて筋肉をつけないといけない!

変形性膝関節症などの膝の痛みで病院に行くと、今でもこんなことを言われることがあるようです

軟骨がすり減っています。膝の筋力不足なので、膝を支える筋肉をつけてください。

まぁ、、それが本当かどうかは別にして。

どうやって筋肉をつけるか、説明を受けていない。

というのは大問題。実はほとんどの方が「筋肉が無い」のではありません

「筋肉が力を発揮できる状態では無い」のです

どういうこと?

少し説明させて頂きます


大腿四頭筋の筋力低下

膝関節痛で「筋力不足」と言われるのはおおよそ下記の筋肉です

太ももの前にある「大腿四頭筋」と言われる筋肉で、膝の前側まで伸びてきます

この筋肉が膝を支える重要な筋肉なのです

この筋肉を増強するにはこのような運動が多いのではないでしょうか

足を曲げ伸ばしする運動です。

もちろん大事ですが、そもそも膝が痛くてしっかりと伸びきらない膝である場合

伸びない膝で「伸ばす運動」をやって大きな効果があるのでしょうか・・?


まずは可動域を改善させることが重要

例えばですがあなたの隣にいる人が

俺はチカラこぶを作って男らしくなりたいんだ!!

 

と意気込んでいたとしましょう。

その人が頑張って筋トレをしています

しかし、もしこの人の肘がなんらかの原因で(昔のケガなど)

しっかりと最後まで曲がらない肘だったら・・

どうなると思いますか?・・・

・・

そうです

肘が曲がらないので、チカラこぶが出来ない。ということになります。

シンプルです。

ですから、この人の場合は「筋トレ」の前にしっかりと、「曲がる肘をつくる」ことが優先となりますよね

ですから、膝も同じです「筋トレ」の前に

ちゃんと伸びる膝ですか?

というところが大切なのです。


伸びない膝でウォーキングすることの危険さ

やってみるとよく分かります。

膝を少し曲げた状態で歩いてみてください

かなりつらくないですか? でも変形性膝関節症の方は知らぬ間にこうやって歩いているんです。

そりゃ膝も悲鳴をあげますよね

これを筋トレでどうにかしろ。っていうのも無理があります。

まずはしっかりと「伸びる膝」にすること

これだけでも、歩くときにストレスがグッと減るわけです

せっかくやるウォーキングです。ちゃんと意味のあるものにしていきましょう!!


どのように対応するのか?

①膝の状態を確認して、伸びる膝へ

炎症や腫脹があったり、状態によっては無理出来ない方いますので、その場合は速やかに医師へ相談です。

特に何もない場合は、何が原因で伸びなくなっているのかを検査する必要があります

まずは御相談ください

②シューズは合っているか?

シューズサイズが合っている人はほとんどいません。サイズ不適合は足のかたちを歪ませたり、膝へのストレス増加へ一直線です。まずはシューズが合っているか、見てみましょう

③足の状態は?

膝が痛い人の大半は「足」にも異常があることが多いです。足のアライメント異常、歪み。これらが膝のゆがみに繋がるのです。その場合はインソールの使用も考慮します


この記事を見て

ウチのおじいちゃん(おばあちゃん)がそうかも・・・

とか思う方がいるかもしれませんね

「一生自分の足で歩く」

そのためには「今」出来ることを、すぐにやるべきなのです。

まずはお気軽にご連絡をください(^^♪

お待ちしております