整形外科に10年以上勤務している経験からハッキリと言います
とは簡単に言えません。
だって、変形性膝関節症の膝関節痛って本当に難しいのです。ですから、これを見ている皆さんも苦労されてきたのではないでしょうか?
それでもこのHPにたどり着いてくださった方、希望をもってくださる方はこのままページを読み進めてください。お力になれるかもしれません
変形性膝関節症とは?
主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
日本整形外科学会HPより引用
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
実際の医療現場では?
臨床現場で多い訴えを以下にあげてみます
実際の現場ではほぼ上記の症状です
⑤の「寝返りで膝が痛む」って意外かもしれませんが非常に多いのです
またその多くは膝の内側で生じることも特徴です
診断と治療は?
レントゲンを撮影して
軟骨がすり減っていますね
と言われるのが多いかと思います
そして、ヒアルロン注射や湿布で経過観察をして数年経過・・
という方が非常に多いのではないでしょうか?
ここで痛みや症状が改善すればOKです
でも、なかなか改善せず。このページに来てくださっているわけですよね
ではなぜ「注射と湿布」で改善する人と改善しない人がいるのでしょうか?
改善する人の特徴
ヒアルロン酸が著効する例としては
滑膜炎
というものがあります。
関節症では機械的刺激などにより軟骨の変性・磨耗を生じ、また関節周囲を取り囲む滑膜の炎症が併発して変性が加速します。
日本整形外科学会HPより
上記のように膝が腫れて、炎症を生じている場合。それは”注射”や”消炎鎮痛剤”によって炎症を鎮静化することで絶大な効果を得ることができます。
この場合、整体院などで施術を受けると確実に悪化するので注意が必要です。
速やかに医師の診察を受けましょう
改善しない人の特徴
何か月も注射をやっているけど何も変わらないよ・・
という方も少なくありません。このような方は大きく2つに分けられると当サロンでは考えております
1つ目であり、特に多いのがこれです
どうゆうこと?レントゲンでは変形があったけど・・?
と思いますよね、わかります。
でも実際たくさんいませんか?
「腰が曲がってるけど腰は痛くないおばあさん」「私、O脚だけど何も痛くないです」「猫背なのに、肩コリを感じていない私」
そうなんです、
のです。実際にひどい「O脚変形」の方でも痛みが全く無い人はたくさんいます。ここが重要で、膝には軟骨以外に、もっと痛む組織がたくさんあるわけです。
「筋」「神経」「靭帯」「膝蓋下脂肪体」など・・聞いたこともありませんね。
まずは、しっかりと「痛む組織」を明確にし、そこを狙ってアプローチする。当たり前のことですが、意外と見落とされているのです。
これらの組織にアプローチした後で、何かしらの改善を得られた場合。それは
ということが明確になるわけですね。
そこを当サロンはお手伝いさせて頂きたいのです。
ではどのようにアプローチをしていくのか?詳細を知りたい方はコチラをどうぞ↓
2つ目 実際にはあまり遭遇しないが治癒は難しい
軟骨の摩耗
私自身、軟骨が末期まで摩耗して骨どうしがぶつかっている人はほぼ見たことがありません
(昔勤務していた病院が膝の手術する病院だったのでそこではチラホラ)
ですが、もし末期まで摩耗し骨どうしがぶつかると・・とんでもない痛みが出現します。
歩けないので手術確定コースです。
組織的な損傷
膝の重要な組織である「半月板」や「靭帯」が損傷している人は少なくありません。実際のところ「痛みが無い人」であっても「半月板損傷」があることはザラですが、その損傷が本当に痛みを発起させていることもあるのは事実で、その場合はリハビリテーションや注射では難しくなります。
MRIなどで精査を行い、手術をするのかを含め医師と相談することになります。
まとめ
まとめますと、「変形性膝関節症による痛みを治療したくて色々と行ってきたけど改善しない」という場合は大きく2つでした。
①そこが原因では無い。他の組織に原因があるかもしれない
②本当にそこが損傷してしまっている
です。当サロンでお手伝いできるのは「①」になります
ここで出来る限り極限まで「考えられる原因」を消していくわけです。
それでも「症状が残る」としたら、それは「②」かもしれない。と判断していきます
いかがでしたでしょうか? 難しいですよね・・
それでもここまでHPを読んでくださったことに感謝です(^^♪
まずはお気軽にご連絡ください